『吠える』これは犬の表現方法の一つですが、人間社会では困ることが多いですよね。犬が吠える時、必ず理由があります。でもその理由がわからないと、飼い主さんは周りに気を使うことがストレスになり、その仔に対してのイライラに発展してしてしまいますし、犬が嫌いな人にとっては、ただただ迷惑でしかない。
犬にとっては当たり前の「吠える」ことを、問題行動にしてしまわないためにも、犬の気持ちを知ること、読み取ることはとても重要で、コミュニケーションはすごく有効です。吠える理由を理解してあげることで、吠え方が変わったり、やめるようになる仔もいます。
よく吠えると言われるチワワのMOMOちゃんは、案の定吠えます。吠えている時に、どうして吠えるのかコミュニケーションしているので、対処が出来るんです。MOMOちゃんは気になることに吠えることが多くて、「チャイム」「お散歩で会う人や犬」「庭越しの畑で作業する大家さんご夫妻」に反応します。反応する度に、コミュニケーションして、MOMOちゃんが吠えることで起こることや、私が感じることを伝えて続けて、少しずつ吠え方が変わって来ました。
MOMOちゃんが人に対して吠えてしまう時、相手の方とのコミュニケーションを大事にしています。吠えられた人は、どんな理由であっても、嫌な気持ちになってしまうことがほとんどですからね。でもこの時、もっと大事なのは、私が心穏やかであること。嫌だなと思ったり、イライラしたりすると、相手の方にそれが伝わるし、MOMOちゃんにもダイレクトに伝わってしまいます。
飼い主さんが穏やかな気持ちでいると、犬も穏やかになります。『飼い主さんが笑顔になると、ペットも笑顔になる』と同じです!